【速さ(時間)-小6】分数で表されている時間の直し方

小学6年生の算数で「速さ」という単元があります。

【速さ】【道のり】【時間】を求める単元です。

この勉強で小学6年生の子どもたちがよく混乱するところが、

分数で表されている時間を整数に直すところです。

例えば、3と1/3時間を日常で使う時間に直す問題です。

今回は、この分数で表されている時間を直す計算方法を説明します。

目次

【分数の時間を直す計算】
3と1/3時間は何時間何分?

【問題】

3と1/3時間は何時間何分ですか?

このような問題が出たときの計算のやり方です。

わかりやすく説明していきます。

【解き方の手順①】分解する

3と1/3時間を整数と分数に分解しましょう。

整数→3

分数→1/3

ここで分けた整数【3】の部分は、そのまま時間を付ければOKです。

つまり、3時間ということです。

あとは、残っている1/3を直すだけ。

【解き方の手順②】分数を時間に直す

1/3時間は、60分(1時間)を3等分にしたうちの1こ分ということです。

つまり、60(1時間)÷3=20(分)

または、60(1時間)×1/3=20(分)

式だと分からない人は、アナログ時計の図を描いて、そのアナログ時計をピザを分けるように3等分にしてみると分かりやすいと思います。

【解き方の手順③】合わせる

ここまで理解できれば、あとは超簡単です。

時間に直した整数と分数を合わせるだけ。

整数→ 3 → 3時間

分数→ 1/3 →20分

つまり、3時間20分ということです。

まとめ

  1. 整数と分数を分解する→ 整数はそのまま時間を付けるだけ
  2. 分数を時間に直す→その分数に60(分)をかける
  3. 時間に直した整数と分数を合わせる

【大人気】塾長のYouTubeチャンネル『慶太の学校』

できる子ども育成塾の塾長が運営しているYouTubeチャンネル

この記事は「できる子ども育成塾」の塾長が書いています。
できる子ども育成塾は、江戸川区小岩にある元小学校教師が教える個別指導塾です。

入塾について、その他のご質問などは、下のお問合せフォームよりお送りください。
お電話でのお問い合わせをご希望の方は、こちらにご連絡ください。
080-7278-1025


    この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます

    1. 【小学生算数】分度器の角度と目盛りの読み方・使い方

    2. 【縮図の求め方-小6】地図などで実際の距離を計算する方法

    3. 分度器で角度を測った後に、定規で図形を描く時の注意点

    4. 【11×109】工夫して計算 4・5・6年生

    5. 分数の表し方

    6. 仮分数・帯分数の直し方-そもそもどっちだっけ?にも答えます

    7. 小学生で算数の計算が苦手なのは、なぜなのか?

    8. 【イメージする力が必要】算数文章問題の解き方

    9. 【あまりの小数点の位置】小数のわり算

    10. 【小5算数】単位量あたりの大きさ(人口密度)どちらが混んでい…

    11. 【小学生】最小公倍数の簡単な求め方

    12. 【距離と道のりの違い・意味】小学3年生算数の問題で出てくる