【4年生】計算のきまり

7×(8-6÷2)=

このような問題、どの順番で計算しますか?

このような計算の順序を考えながら計算する「計算のきまり」は4年生で勉強します。

今回は、この

7×(8-6÷2)=

を使って「計算のきまり(順番)」を説明していきます。

目次

かっこの中の計算が最優先

7×(8-6÷2)=

このような式の時に、左から順番に計算しようとする人がいますが、それはダメです。

このように、かっこ(  )がある式の時は、かっこ(  )の中から先に計算をします。

つまり、

7×(8-6÷2)=

の中の(8-6÷2)の計算が最優先になります。

かけ算・わり算が優先

よし、かっこ(  )の中が優先と分かったから、

(8-6÷2)の中を左から順番に計算すればいい!

と思っている人、待ってください!

たし算・ひき算・かけ算・わり算

の中でも、優先順位があります。

かけ算・わり算→たし算・ひき算

というように先にかけ算・わり算の計算をします。

つまり、(8-6÷2)の中の

6÷2

を先に計算しないといけません。

6÷3=2なので、

 (8-6÷2)
=(8-3)になります。

それからひき算をするので、

 (8-6÷2)
=(8-3)
= 5

最後にかっこの外の計算をする

元の式を確認すると、

7×(8-6÷2)=

でしたよね。

かっこ(  )の中が5になったので、

最後にかっこの外の計算をすれば終了です。

7×5=35

まとめ

今までの計算をまとめて書くと、

 7×(8-6÷2)
=7×(8-3)
=7×5
=35

というようになります。

【計算の順番のきまり】

  1. かっこ(  )の中が優先
  2. かけ算・わり算が優先
  3. 左から優先

【大人気】塾長のYouTubeチャンネル『慶太の学校』

できる子ども育成塾の塾長が運営しているYouTubeチャンネル

この記事は「できる子ども育成塾」の塾長が書いています。
できる子ども育成塾は、江戸川区小岩にある元小学校教師が教える個別指導塾です。

入塾について、その他のご質問などは、下のお問合せフォームよりお送りください。
お電話でのお問い合わせをご希望の方は、こちらにご連絡ください。
080-7278-1025


    この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます

    1. 【あまりの小数点の位置】小数のわり算

    2. 【小学生】逆算のやり方(□を求める計算)

    3. 小学生で算数の計算が苦手なのは、なぜなのか?

    4. 小数の割り算の筆算-教え方・やり方-なぜ小数を動かすのか

    5. 五角形の中の合計角度は何度?

    6. 【小学生算数】分度器の角度と目盛りの読み方・使い方

    7. 【速さ(時間)-小6】分数で表されている時間の直し方

    8. 小学生向け-逆算のやり方【掛け算】□を求める計算

    9. わり算の筆算 書き方(書き順)を覚えよう

    10. 小学生向け-逆算のやり方【足し算】□を求める計算

    11. 【小学生】最大公約数の簡単な求め方

    12. 【11×109】工夫して計算 4・5・6年生