□÷2=4
□=4×2
なぜ、こうなるのか?
小学生向けに【割り算の逆算】について説明していきます。
目次
□÷2=4→□=4×2 なぜこうなるのか?
このような計算になる理由を説明していきます。
□÷2=4
このような問題が出た時は、
□=
の形にしたいですよね。
つまり、□÷2=4の中で
無くしたい部分を考えます!
□= にするんだから、
÷2 を無くしたいですよね。
無くしたい部分を考えたら、
無くしたい部分の逆の式を元の式に入れます!
÷2の逆は×2
だから、
□÷2×2=4
でも、このままではダメです。
算数の式では、
イコールの左側と右側で同じことをする
という決まりがあります。
なので、□÷2×2=4の右側にも×2をしなくてはいけません。
□÷2×2=4×2
これを解くと、
□=4×2
□=8
になりますよね。
始めの式から書くと、
□÷2=4
□÷2×2=4×2
□=4×2
□=8
つまり、なぜ
□÷2=4
□=4×2
□=8
になるかというと、
両方に×2をしているけど、左側の×2の式を省略しているからです!
8÷□=4→□=8÷4 なぜこうなるのか?
じゃあ、なんでこれは
8÷□=4
□=8÷4
□=2
なのでしょうか?
8÷□=4
□=4×8
じゃないの?
という疑問について解説していきます。
8÷をなくそうとすると訳の分からない式になる
8÷□=4
このような問題が出た時は、
□=
の形にするんでしたよね。
だから、
①なくしたい数字を考えて
②イコールの左側と右側で同じことをする
というルールに従うと、
①÷8をなくしたい
②イコールの左側と右側に×8をする
それを式に表すと、
8をなくしたいから、8÷の後ろに×8を入れます。そうすると、
8÷×8□=4×8
訳の分からない式になってしまいました。
実は、÷□をなくす考えで計算している
では、ここから、
8÷□=4
□=8÷4
になる理由について説明していきますね。
実はこれ、÷□をなくす考えじゃないと計算できないようになっています。
8÷□=4
この式で言うと、
÷□の部分です
何度も書きますが、逆算の考え方は、
①なくしたい数字を考えて
②イコールの左側と右側で同じことをする
というルールに従うと、
①÷□をなくしたい
②イコールの左側と右側に×□をする
式に表すと、
8÷□=4
8÷□×□=4×□
8=4×□
になりますよね。
ここから、分かりやすく説明するために、
8=4×□
の左側と右側をチェンジします。
4×□=8
さらにこの後の説明を分かりやすくするために、
4×□=8
この式の
4×□の部分も左右チェンジします。
(掛け算は左右を逆にしても答えは変わらないから、左右をチェンジしてもOK)
□×4=8
になりました。
もう意味分からなくなってきた。
という方!あと少しです!
もし「もう頭がパンクしそう!」
という方は、最後まで飛ばしてください。
超簡単なやり方を紹介しています!
では、計算の続きです。
□×4=8
このような式になったら、
□=
の形にするんでしたよね。
なくしたい数を考えると、
×4をなくしたい
だから、式の左と右に÷4をする
□×4=8
□×4÷4=8÷4
□=8÷4
になりますね。
元の式から、全てを書いていくと、
8÷□=4
÷□をなくしたい
8÷□×□=4×□
8=4×□
式の左右チェンジ
4×□=8
掛け算を左右チェンジ
□×4=8
×4をなくしたい
□×4÷4=8÷4
□=8÷4
□=2
だから、
8÷□=4
□=8÷4
□=2
になるというわけです!
長かったですね。ここまで読んで頂いた方、お疲れ様でした。
最後に、途中でギブアップした方と小学生のために、
超簡単なやり方を紹介します!
超簡単なやり方
画像に書いてある通り、
難しいと思った方は、
前に数がある割り算の時は、答えの前に÷と数字をセットでもっていく
と覚えましょう!
【大人気】塾長のYouTubeチャンネル『慶太の学校』
この記事は「できる子ども育成塾」の塾長が書いています。
できる子ども育成塾は、江戸川区小岩にある元小学校教師が教える個別指導塾です。
入塾について、その他のご質問などは、下のお問合せフォームよりお送りください。
お電話でのお問い合わせをご希望の方は、こちらにご連絡ください。
080-7278-1025