小学生向け-逆算のやり方【掛け算】□を求める計算

□×2=10

□=10÷2

なぜ、こうなるのか?

小学生向けに【掛け算の逆算】について説明していきます。

目次

□×2=10→□=10÷2 なぜこうなるのか?

このような計算になる理由を説明していきます。

□×2=10

このような問題が出た時は、

□=

の形にしたいですよね。

つまり、□×2=10の式で

無くしたい部分を考えます!

□= にするんだから、

×2 を無くしたいですよね。

無くしたい部分を考えたら、

無くしたい部分の逆の式を元の式に入れます!

×2の逆は÷2

だから、

□×2÷2=10

でも、このままではダメです。

算数の式では、

イコールの左側と右側で同じことをする

という決まりがあります。

なので、□×2÷2=10の右側にも÷2をしなくてはいけません。

□×2÷2=10÷2

これを解くと、

□=10÷2

□=5

になりますよね。

2×□=10→□=10÷2 なぜこうなるの?

□×2=10

□=10÷2

□=5

でしたよね。

じゃあ、なぜ

2×□=10

この式も同じく

□=10÷2

□=5

このように求められるのでしょうか?

掛け算は、式を逆にしても答えは変わらない

□×2=10

2×□=10

の□を求める式が、どちらも □=10÷2

になるかというと、

掛け算は、式を逆にしても答えは変わらない

という決まりがあるからです。

3×5=15

5×3=15

このように答えは同じですよね。

つまり、2×□=10の

2×□を逆にすると、□×2になるから、

2×□=10は

□×2=10に式を変えることができる。

だから、□×2=10と同じやり方で□を求めることができる

というわけです。

足し算と掛け算は、式を逆にしても答えは同じ

せっかくなので、

足し算、引き算、掛け算、割り算

式を逆にすると、答えはどうなるのか

という表を作りました。

このように、

足し算と掛け算は、式を逆にしても答えは同じ

引き算とわり算は、式を逆にすると答えが変わる

なので、

足し算、掛け算の逆算のやり方は簡単ですが、

引き算、割り算の逆算は少し複雑なので、注意が必要です。

足し算、引き算、割り算の逆算のやり方は、

他の記事で解説していますので

そちらをご覧ください。

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