読書感想文(国語)小学生【始め 中 終わり】の使い方

できる子ども育成塾 江戸川区 小岩 篠崎 小学生 小学校 塾 国語 算数 苦手 復習 元小学校教師 元先生 個別指導 少人数指導

今回は、家で読書感想文を書かせる時の簡単な注意ポイントをお伝えします。

目次

子どものレベルにあった本を選ぶ

読書感想文だからといって、その時だけ長い文章の本を読ませるのは、子どもにとってはよくありません。

無理にそうさせると、子どもはイヤイヤ本を読みます。

こうなると、良い読書感想文は書けません。

子どもが読みたいと思える本を選びましょう。

実は図鑑のような本でも読書感想文は書くことができます。

「はじめ・なか・おわり」は使わない

よく、本屋さんで売っている読書感想文の書き方の本のほとんどが、

「はじめ・なか・おわり」で書きましょう。

と書いてあります。

このやり方は、ある程度文章を書ける子どもに有効な方法です。

でも、本屋さんで読書感想文の本を探しているご家庭の多くは、

「うちの子、文章がなかなか書けないんです。」

というお悩みをもっています。

つまり、「はじめ・なか・おわり」は文章が書くのが苦手な子に向いていません。

だって、「はじめ・なか・おわり」を教えても、

「はじめ」には、何を書くの?「なか」には何を書くの?「おわり」には何を書くの?

子どもはこのような疑問を必ずもちます。

大人でもそうですよね。

「はじめ・なか・おわり」は文章構成の大きなくくりなので、読書感想文など文章を書くことが苦手な子どもは、理解しにくいということです。

だから、「はじめ・なか・おわり」を細分化して教えてあげましょう。

あらすじは書いた方がよい

あらすじは書きましょう。

考えてみてください。

読書感想文をチェックする側の人は、本の内容は知りません。

内容を知らなかったら、チェックなんてできませんし、

いちいち、その本を読むなんてこともしません。

だから、読書感想文をチェックする側の人に本の内容を伝えるためには、あらすじを書いた方がよいのです!

でも、ダラダラとあらすじを書くのはやめましょう。

こうなると、読書感想文をチェックする側の人は、読む気がなくなります。

読んで印象に残った場面を中心にあらすじを書いた方が、読みやすい文章になります。

まとめ

  • 子どものレベルにあった本を選ぶ
  • 「はじめ・なか・おわり」は使わない
  • あらすじは書いた方がよい

このページを読んだ方は、作文用紙の使い方もご参考にしてください。

【大人気】塾長のYouTubeチャンネル『慶太の学校』

できる子ども育成塾の塾長が運営しているYouTubeチャンネル

この記事は「できる子ども育成塾」の塾長が書いています。
できる子ども育成塾は、江戸川区小岩にある元小学校教師が教える個別指導塾です。

入塾について、その他のご質問などは、下のお問合せフォームよりお送りください。
お電話でのお問い合わせをご希望の方は、こちらにご連絡ください。
080-7278-1025


    この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます

    1. 漢字の音読みと訓読みの違いを簡単に説明します

    2. 【日記の書き方】小学生1・2年向け-日記が書けない子への教え…

    3. 【小学生】国語の読解力を高める(つける)ための超基本的なこと…

    4. 読書感想文のための作文用紙の使い方・書き方-かぎかっこなど

    5. 故事成語とは?【故事成語の意味と例文】

    6. 【一つの花】意味調べ-4年生国語

    7. 小学生向け-接続詞の教え方(説明)

    8. 【方】【右】の書き順など、書き順間違えが多い漢字

    9. 【川とノリオ】あらすじにも使える教科書の意味調べ

    10. 「空」は何かんむりでしょう?

    11. 【花を見つける手がかり】授業に使える、教科書の意味調べ

    12. 【小学生向け】尊敬語と謙譲語の違い(敬語)