今回は、家で読書感想文を書かせる時の簡単な注意ポイントをお伝えします。
目次
子どものレベルにあった本を選ぶ
読書感想文だからといって、その時だけ長い文章の本を読ませるのは、子どもにとってはよくありません。
無理にそうさせると、子どもはイヤイヤ本を読みます。
こうなると、良い読書感想文は書けません。
子どもが読みたいと思える本を選びましょう。
実は図鑑のような本でも読書感想文は書くことができます。
「はじめ・なか・おわり」は使わない
よく、本屋さんで売っている読書感想文の書き方の本のほとんどが、
「はじめ・なか・おわり」で書きましょう。
と書いてあります。
このやり方は、ある程度文章を書ける子どもに有効な方法です。
でも、本屋さんで読書感想文の本を探しているご家庭の多くは、
「うちの子、文章がなかなか書けないんです。」
というお悩みをもっています。
つまり、「はじめ・なか・おわり」は文章が書くのが苦手な子に向いていません。
だって、「はじめ・なか・おわり」を教えても、
「はじめ」には、何を書くの?「なか」には何を書くの?「おわり」には何を書くの?
子どもはこのような疑問を必ずもちます。
大人でもそうですよね。
「はじめ・なか・おわり」は文章構成の大きなくくりなので、読書感想文など文章を書くことが苦手な子どもは、理解しにくいということです。
だから、「はじめ・なか・おわり」を細分化して教えてあげましょう。
あらすじは書いた方がよい
あらすじは書きましょう。
考えてみてください。
読書感想文をチェックする側の人は、本の内容は知りません。
内容を知らなかったら、チェックなんてできませんし、
いちいち、その本を読むなんてこともしません。
だから、読書感想文をチェックする側の人に本の内容を伝えるためには、あらすじを書いた方がよいのです!
でも、ダラダラとあらすじを書くのはやめましょう。
こうなると、読書感想文をチェックする側の人は、読む気がなくなります。
読んで印象に残った場面を中心にあらすじを書いた方が、読みやすい文章になります。
まとめ
- 子どものレベルにあった本を選ぶ
- 「はじめ・なか・おわり」は使わない
- あらすじは書いた方がよい
このページを読んだ方は、作文用紙の使い方もご参考にしてください。
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この記事は「できる子ども育成塾」の塾長が書いています。
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