【イメージする力が必要】算数文章問題の解き方

算数で計算はできるけど、文章問題になるとできません。

こういうお子さんをたくさん見てきました。

なぜ、できない子が多いのか。

それは、算数の文章問題をあまり経験していないからです。

学校でも算数の文章問題はあまりやりません。

それはなぜか。

学校は公教育のため、全員ができる問題に取り組ませなくてはいけません。

つまり、学力が低い子に合わせなくてはいけないため、簡単にできる計算式の問題ばかりに取り組ませなくてはいけない現状があるからです。

よって、お子様に算数の文章問題を解けるようにさせるためには、ご家庭や塾で算数の文章問題にたくさん取り組ませないといけないというわけです。

この記事を読んでいる方は、お子様の勉強について関心をもたれている素晴らしい方ですので、

ぜひ、この記事に書いてあることを参考にしてください。

算数の文章問題をスラスラ解くには、イメージする力が必要

算数の文章問題をスラスラ解くためには、文章の内容を頭の中でイメージする必要があります。

算数の文章問題が苦手な子の多くは、ただ文章を読むだけで、頭の中で内容をイメージできていません。

でも、子どもにいきなり「算数の文章問題の内容を頭の中でイメージしなさい!」と言ってもできません。

なぜなら、子どもは教えられていないことはできないから。

頭の中でイメージする方法が分からないのです。

では、どのように教えればよいのか。

それは、算数の文章問題の内容を絵に描かせることです!

この詳しい方法は、過去の記事の「算数の文章問題が苦手な小学生のための教え方-動画説明あり」で書いているので、こちらをご覧ください。

よい例題を発見【受験研究社ハイクラステスト算数文章問題より】

受験研究社から出ている、「ハイクラステスト算数文章問題」によい算数の文章問題がありましたので、今回はこれを例題として考えていきます。

この問題は小学3年生であれが解ける問題です。

【問題】9人ですると、4日で終わる仕事があります。この仕事を6人ですると、何日で終わりますか。

この算数の文章問題は何がよいのか。

それは、問題の書き方がよいのです!

この問題は、子どもがこの問題の内容をイメージしないと解けないように書かれています。

あなたは、この問題をすぐに解けましたか?

解けたのであれば、あなたは算数の文章問題を頭の中でイメージするクセがついている証拠です。

ぜひ、お子様にも考えさせてください。

子どもでも2分あれば解ける問題です。

この問題を解くのが簡単になる文章の書き方

解けましたか?

解けなかった方は、この問題文の書き方になると解けるかもしれません。

【問題】ある仕事を9人ですると、4日で終わる仕事があります。この仕事を6人ですると、何日で終わりますか。

何が変わったのか分かりましたか?

比べやすくするために、元の問題と並べてみましょう。

(変更前)【問題】9人ですると、4日で終わる仕事があります。この仕事を6人ですると、何日で終わりますか。

(変更後)【問題】ある仕事を9人ですると、4日で終わる仕事があります。この仕事を6人ですると、何日で終わりますか。

分かりましたか?そうです。

ある仕事を

これを追加しただけです。

こうなったら解けた方がいたのではないでしょうか?

このように、算数の文章問題は書き方を変えるだけで、簡単に解くことができるようになります。

つまり、「ある仕事を」という言葉や物を頭の中でイメージすることができれば、すぐに解くことができるわけです。

解説

まだ分からない方もいるかもしれないので、詳しく解説していきます。

もっと分かりやすく問題文を直して、2つに分けると、

【問題】
①ある仕事を9人で分けてやると、4日で終わりました。
②では、ある仕事を6人で分けてやると、何日で終わりますか。

この算数の文章問題を計算式に直していくと、

【①の部分】
ある仕事を(□)9人で分けてやると、(÷9)4日で終わりました。(=4)

つまり、□÷9=4 になるわけです。

□の数を求めるには、□=9×4 □=36

【②の部分】
では、ある仕事を(36)を6人で分けてやると、(÷6)何日で終わりますか(=□)

ここまでくれば簡単ですね。

36÷6=6

答え 6日

このように、算数の文章問題の内容を、頭の中で解きやすいようにイメージすることで、スラスラと算数の文章問題を解くことができるようになります。

まとめ

  • 算数の文章問題をスラスラ解くためには、文章の内容を頭の中でイメージする
  • 出来ないときは、算数の文章問題の内容を絵に描かせる練習をする
  • 算数の文章問題の内容を、頭の中で解きやすいようにイメージしていく

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