【11×109】工夫して計算 4・5・6年生

11×109を暗算できますか?

4年生の算数で工夫して計算するという勉強をします。

この11×109は筆算をしなくても、工夫して計算することで答えを出すことができます。

今回は、このような計算を工夫して計算することで、筆算をしなくても答えを出すやり方について説明していきます。

目次

【11×109】工夫して計算するやり方 ①ちょうどよい数と端数に分ける

11×109を工夫して計算するやり方は、

11か109のどちらかを、ちょうどよい数と端数(あまった数)に分けると簡単になります。

どういうことかというと、

今回は、109を分けて考えてみますね。

109を100と9に分ける

そうすると、

11×(100+9)

になりますね。

【11×109】工夫して計算するやり方 ②分配してかけ算をする

次にやることは、分配してかけ算することです。

かけ算の計算で「分配法則」というものがあります。

これ覚えていますか?

〇×(▢+△)=〇×▢+〇×△

中学校の時に勉強したなって方が多くいると思いますが、

これは4年生で勉強します(笑)

この分配法則を使います。

 11×109

=11×(100×9)
=11×100+11×9

=1100+99
=1199

こうすると、計算が簡単になりますよね。

この式で分かりにくい方は、次の写真のようにすると分かりやすいかもしれません。

 11×109
=11×(100×9)

①11×100=1100
②11×9=99

 1100+99
=1199

このように工夫して計算すると、筆算しなくても暗算で答えを出すことができます。

【11×109】工夫して計算するやり方 11を分けてもできる

今までは、109を分けて工夫して計算しましたが、

11を分けて工夫して計算することもできます。

説明すると、

11×109

11を10と1に分ける

 11×109
=(10+1)×109

になります。

かけ算の分配法則

(▢+△)×〇=〇×▢+〇×△

を使うと、

 11×109
=(10+1)×109

=10×109+1×109

=1090+109
=1199

もっと分かりやすい式にすると、

 11×109
=(10+1)×109

①10×109=1090
②1×109=109

 1090+109
=1199

このように11を分けて工夫して計算しても答えを求めることができます。

でも、こっちのやり方だと全ての位に数字があるので、

足し算をする時、ごちゃごちゃになる可能性があります。

なので、109を分ける方が簡単にできるので、オススメです。

まとめ

【11×109】工夫して計算するやり方

  1. ちょうどよい数と端数に分ける
  2. 分配してかけ算をする
  3. かけ算の答えを足す

かけ算は、どちらかの数を分解しても計算ができる!

よく読まれている記事

【大人気】塾長のYouTubeチャンネル『慶太の学校』

できる子ども育成塾の塾長が運営しているYouTubeチャンネル

この記事は「できる子ども育成塾」の塾長が書いています。
できる子ども育成塾は、江戸川区小岩にある元小学校教師が教える個別指導塾です。

入塾について、その他のご質問などは、下のお問合せフォームよりお送りください。
お電話でのお問い合わせをご希望の方は、こちらにご連絡ください。
080-7278-1025


    この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます

    1. 小学生で算数の計算が苦手なのは、なぜなのか?

    2. 【縮図の求め方-小6】地図などで実際の距離を計算する方法

    3. 【2年生算数】mmからcmに直す時の教え方

    4. 【速さ(時間)-小6】分数で表されている時間の直し方

    5. 分数の掛け算は、なぜ分母同士・分子同士を書けるの?

    6. 【小学生】逆算のやり方(□を求める計算)

    7. 【小3わり算】2桁÷1桁の教え方

    8. 1Lは何cm3(立方センチメートル)?

    9. 【小学生算数】分度器の角度と目盛りの読み方・使い方

    10. なぜ平行四辺形の面積は【底辺×高さ】なのか?

    11. 分数と小数の比べ方(直し方/変換)- 教え方-計算方法

    12. 分度器 180 度 以上 書き方・はかり方