「子どもが、180度を越えた角度が理解できないんです。どうしたらよいですか?」
このような声を小学生のママさん達からよく聞きます。
今回は、その「分度器で180度以上を書く・はかる」方法を、子どもに理解させるにはどうしたらよいか紹介していきます。
最後の方に、「180度以上の角度のかき方」も説明していますので、最後までご覧ください。
YouTubeでは、角度についての授業動画もありますので、こちらを見ていただくと、よりこの記事の内容が理解できると思います。
目次
苦手な子は、360度から引く方法は理解しにくい
例えば、このような角度を分度器ではかるとしましょう。
このような角度を分度器ではかるとき、
大人だと、
①図を逆さまにする
②角度をはかる→140度になった
③360度ー140度=220度
答え220度
このように解く方がいると思います。
ですが、180度以上の角度をはかるのが苦手な子どもは、
分度器は180度までしか書いていないので、
360度が出てくると、???になってしまいます。
だから、180度以上の角度をはかるのが苦手な子どもには、
360度を使う方法を教えるのはあまりオススメできません。
もちろん、一度360度から引く方法を教えてみて、理解できていれば、その方法を教えるのはアリです!
180度から足す方法で教える
では、180度以上の角度をはかるのが苦手な子どもには、どんな方法で教えればよいか。
それは、180度から足す方法で教えることです!
また、先程の問題を使って説明していきます。
このような180度以上の角度をはかる時は、
①横に線を伸ばし、180度をつくる
②残りの角度をはかる→40度になった
③180度+40度=220度
答え220度
このように解いていきます。
この方法で教えると、
180度以上の角度をはかるのが苦手な子どもも、
180度は分度器に書いてあるので、多くの子が理解することができます。
180度以上の角度をかく時も180度を使う
今までは、180度以上の角度のはかり方を説明してきましたが、
ここからは、「180度以上の角度の書き方」について説明していきます。
220度の角度をかくとしましょう。
手順は、180度以上の角度をはかる時と同じです。
①180度をかく
②220度ー180度=40度
だから、40度の角度をかく
③180度の線を消して、40度の角度と繋げて完成!
ぜひ、この方法を試してみてください!
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この記事は「できる子ども育成塾」の塾長が書いています。
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