小学生4年生の【小数のかけ算】を教える時に、
答えの小数点の位置を正しく教えられていますか?
多くの方が間違って教えているので、
今回は、小数のかけ算の正しい小数点の位置について説明していきます。
目次
小数のかけ算の小数点の位置の間違えた教え方
小学生4年生の小数のかけ算は、
小数×整数
の計算です。
今回は、3.7×4を例に説明していきます。
3.7
× 4
――――
このように筆算を書きますよね。
ここで間違えた教え方は、3.7の小数点の位置からそのまま下ろして小数点をつける方法です。
そのまま小数点を下ろす教え方がダメな理由
なぜ、小数のかけ算の小数点の位置で、
そのまま小数点を下ろす教え方がダメなのかというと、
小学生5年生の小数のかけ算で、この方法が使えないからです!
小学生5年生の小数のかけ算は、
小数×小数
を勉強します。
例えば、2.35×5.6だと、
2.35
× 5.6
―――――
このように筆算を書きますよね。
小数点を下ろす教え方だと、
2.35の小数点の位置に合わせるのか
5.6の小数点の位置に合わせるのか
どっちか分かりませんよね?
だから、そのまま小数点を下ろす教え方はダメなのです!
この筆算の小数点の位置の正しい位置はこの記事をお読みください。
小数のかけ算の小数点の位置の正しい教え方
小学生4年生の小数のかけ算の問題に戻りましょう。
問題は、3.7×4でしたよね。
小数のかけ算の計算の正しいやり方は、
小数を整数に直す!
ということです。
つまり、3.7を整数に直して計算するということです。
どうやって整数にするかというと、
3.7に×10(10倍)する方法です。
そうすると、
3.7×4→37×4
になりますよね。それを計算すると、
37×4=148
になります。
そして、計算のきまりで、計算前に×10(10倍)したら、答えは÷10しないといけないので、
148÷10をします。
そうすると、14.8
だから、3.7×4=14.8
になるということ。
つまり、正しい教え方は、
3.7に×10して整数にしてから計算したから、答えを÷10する
という教え方です!
この計算方法をしっかり理解していれば、
小学生5年生にの小数のかけ算の計算【小数×小数】
2.35×5.6
でも、どこに小数点を付ければ良いか分かりますよね!
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この記事は「できる子ども育成塾」の塾長が書いています。
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