4年生になると、算数で分度器の使い方を教わります。
「これで、分度器を使いこなせることができる!」
いや、そんなことはありません。
むしろ、最近は6年生になっても分度器をうまく使えない子が増えてきています。
なぜなら、分度器を使うところの勉強は、学校であっという間に終わってしまうからです。
その後は、分度器が使いこなせる前提で授業が進んでいくので、
分度器の使い方の復習はあまりありません。
ですので、4年生のうちに、角度や目盛りの読み方、分度器の使い方をしっかり身につけておくことが重要です。
今回は、分度器の使い方をしっかり身に付けることができるような内容を書いていきます。
こちらの動画も合わせて見ていただくと、今回の内容をより理解することができます。
目次
分度器の読み方【1直角=90度】
これは、絶対に覚える
学校の教科書でも、分度器を使う前に、直角の復習をしています。
つまり、分度器を使う上で、直角が重要!だということです。
ちなみに、教科書では、このように説明しています。
1直角(90度のこと)
2直角(180度のこと=半回転)
3直角(270度のこと=半回転+1直角)
4直角(360度のこと=1回転)
この中で、【1直角=90度】これは必ず覚えましょう!
これを覚えないと、角度の大きい・小さいの感覚が分からなくなります。
分度器の使い方1
分度器に中心と辺を合わせる
これは、超基本的なことです。
分度器の中心と角の頂点を合わせます。
そして、分度器の辺と角の辺を合わせましょう。
分度器の 使い方2
0度の線に合わせた方のめもりを読む
これが、意外に忘れられているところ。
「分度器のめもり、どっちを読むの?」
この質問多いですよね。
でも、子どもとしては当たり前の疑問。
だって、2つめもりが書いてあるから。
そりゃ、大人だって混乱しますよ。
でも、分度器にはルールがあります。
それは、簡単。
0度に合わせた方のめもりを読む!
そうすると、だいたい赤か黒のどっちかで0度が書かれているので、あとは0度の色と同じ色の角度を見るだけ!
そうすれば、間違えません。
さらに間違えないために【1直角=90度】この形を覚える
それでも、間違えてしまう子には、
理論ではなく、視覚で覚えさせましょう!
分度器で、70度と110度は同じ位置にあります。
「70度なの?110度なの?どっちかわからない!」
大丈夫です。
70は90より小さい
110は90より大きい
これがわかればできます。
70度は90度より小さいから、とがる。
110度は90度より大きいから広がる。
視覚で伝えれば、理解できる子もいますので、ぜひやってみてください!
まとめ
- 【1直角=90度】を覚える
- 分度器に中心と辺を合わせる
- 0度の線に合わせた方のめもりを読む
- 【1直角=90度】の形を覚えて、視覚で教える
お子様が分度器の勉強でわからなければ、ぜひ使ってやってみてください。
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この記事は「できる子ども育成塾」の塾長が書いています。
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